先日、愛知県豊明市の公民館講座に
講師として呼んでいただき
2時間の講座をしてまいりました。
皆さん、熱心にお聴きくださり
質問もいただき
次回は、お料理の講座も・・・
という、ご要望もいただきました。
来月は、福岡県立大学での講座もあります。
これは、一般の方のご参加も可能ですので
もし、お時間の都合がつくようでしたら
ぜひ、お越しください。
→ http://www.kokuchpro.com/event/fukuoka630/
以前は、外部の方からの講演のお申し込みは
企業様が多かったんですが
少し、流れが変わってきているように思います。
それだけ、食に関する情報を求めておられる方が
増えたということなのかもしれません。
そういう動きなのだとしたら、大いに歓迎したいです。
WHOも、大きな流れに逆らうことなく
トランス脂肪酸に関する、新たな見解を示しました。
それは、トランス脂肪酸の摂取による心血管疾患で
毎年5万人超が死亡していることなどを鑑み
各国政府に対して
「加工食品に含まれるトランス脂肪酸を排除ための指針"REPLACE"を
実行することを要求する」
というものです。
"REPLACE"とは、6つの戦略的行動から成るもので
●REview:工業的に製造されるトランス脂肪酸の原材料および必要な政策転換について展望する
●Promote:トランス脂肪酸をより健康的な脂肪や油に切り替える
●Legislate:トランス脂肪酸を排除するための規制措置を講じる
●Assess:食料品に含まれるトランス脂肪酸の量およびトランス脂肪酸の消費量の変化を評価、監視する
●Create:政策立案者、生産者、供給者、国民にトランス脂肪酸が健康に及ぼす悪影響に関する認識を促す
●Enforce:政策と規制のコンプライアンスを強化する
が、その6つの戦略的行動です。
それによって
加工食品から工業的に製造されたトランス脂肪酸を迅速、完全、持続的に排除する
ということを目指しています。
果たして、この指針を、日本政府がどう受け止めるのか
ということが、今後の大きな着目点だと思っています。
ま、政府の受け止め方がどうあれ
私たちは、これまでどおり、トランス脂肪酸を摂取しない食生活を
続けていくべきですよね。
そんな、世の中全体の動きがあって
僕が、今までは呼ばれなかったようなところにも
呼んでいただけるようになったのかな、、、
と、思ったりしています。
ナチュラルエイジングを提唱するフードプロデューサー
KIYO(南 清貴)Official WebSite
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